私の師走

日吉通信(H16年12月26日)
今年もいよいよ大詰めですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
師走は一年の中でも特別な雰囲気を持った月で、気ぜわしさの中にも社会や家庭における人間的な繋がりの重要性について改めて想い起こさせる時期のような気がいたします。
かっては12月に入るとテレビの特別番組で「真珠湾奇襲」続いて「忠臣蔵」が放映されるのが常でしたが、最近はどのテレビ局もめっきり放映しなくなりましたね。
これも時代の流れでしょうか?我々の様な昭和の人間にとっては真に寂しい気持ちがします。大晦日のNHK紅白歌合戦も最近は見知らぬ歌手や得体の知れぬ歌ばかりで、かっての心に響くような演歌は時代と共に消滅してしまったようですね。
日本も豊かになり社会が成熟した結果、人間関係が希薄化して古き良き時代が段々と遠ざかって行くのは本当に寂しいですね。今年ブームになった韓国TVドラマ「冬のソナタ」は、時代の流れについて行けなくなった多数の日本人中年女性の心を強くひきつけた結果だと思います。


<晩秋の鎌倉ウオーク>
暖冬の影響で最近の鎌倉は12月が紅葉の見ごろと聞いていたので、12月の初旬の水曜日に鎌倉まで家内とウオーキングに行ってきました。現地までは高速を使って1時間ほどで気軽に行く事が出来ます。鎌倉はこれまで何度も訪れておりますが、四季折々の風情があり我々にとってお気に入りのスポットです。
難点はシーズンや休日の交通大渋滞と人の洪水ですが、ウイークデーだとそれ程の混雑はなくゆっくりと点在する社寺仏閣や美しい自然や史跡を楽しむ事が出来ます。京都の様に大きくはないためどこへ行くにも徒歩で十分で、今回は報国寺,浄妙寺,瑞泉寺や釈迦堂口切通しなど見て回りましたが心地よい汗をかくことが出来ました。
ただ残念なのは帰りに立ち寄れるような適当な温泉(露天風呂)が無いことです。
鎌倉へは次は来年2月の梅の季節に訪れたいと思っています。
KAMAKURA
写真:鎌倉市街の裏通り風景

<横響「第九」定期演奏会>
12月19日には横浜山下公園前にある県民ホールまで横浜交響楽団の「第九」定期演奏会を聴きに行きました。
昨年に続き二度目ですが、今回は大学時代のゼミの友人夫婦と一緒に行きました。
横響の“合唱”は横浜市民で編成された500人の大合唱団で、アマチュアながら良く洗練されており、その迫力には圧倒されるものがあります。日本人の「第九」好きは戦前からですが、アマチュアがドイツ語でそれも譜面なしに歌うなど信じられないと知人のドイツ人が感心しておりました。
no.9 Symphony
写真:横響「第九」定期演奏会

演奏会が終わってから寒風の中、クリスマス前のみなとみらい界隈を散策してみたのですが、日も落ちてイルミネーションの輝く港の風景は大変幻想的でした。
MINATOMIRAI
写真:みなとみらい夜景

やっと年賀状を書き終えたばかりで掃除など正月の準備はまだ殆どはかどっておりません。仕事納めは28日、29日にはこの秋に中国広州に転勤した二男が正月を過ごしにやってきます。諦めていた家族全員そろっての正月が迎えられるので家内ともども喜んでいるところです。
どうか皆様も良いお年をお迎え下さい。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
おわり

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晩秋の八ケ岳高原に行ってきました

日吉通信(H16年12月1日)
いよいよ師走に入りました。年々時の流れが加速してくる気がいたします。この度「日吉通信」をホームページとしてWEB上に載せる事としました。これまでのメイル送信による方法だと画像などを入れると、どうしても送信時間がかかってしまい皆様にイライラを与えているのではと気になっておりました。Blogを利用する事により簡単にホームページが作れる事を知り、今回トライしてみた次第です。本格的なホームページを開設しておられる方から見るとはなはだ貧弱とは思いますが、今後私なりに充実させて行きたいと思っています。

<晩秋の八ケ岳>
先月末、今年2度目の八ケ岳へ家内とマイカーで行ってきました。妹夫婦が冬を前に別荘を閉じに八ケ岳へ出向くのに便乗したわけです。
冬の八ケ岳の寒さは物凄く、窓や扉が凍結して火事になっても外へ逃げられないなど危険なのだそうです。特に水道や水洗便所の凍結の問題は深刻で、短期滞在なら対応に手をとられ訪れてもゆっくりする暇など無いとの事です。(その点我々夫婦のようなヤドカリ族は気楽なものですが・・・)最近は当地に定住する人たちが増えているそうですが、定住の場合は、家屋にある程度の熱があるので、この様な心配は少ないとの事です。
晩秋の八ケ岳は、すでに紅葉も散り果てて路上の黄色い落ち葉が風に舞っていました。カラマツ林を吹き抜ける風の音は冬が間近かな事を知らせているようでした。ただこの時期の天気は1年の中で最も素晴らしく、冷たい澄んだ空気を通して南アルプスや富士山など遠くの山々の姿をくっきり見る事が出来ます。この時期になると点在する多くのみやげ物店,レストラン,小さな美術館などは長い冬季休業の時期に入ります。
今回は特別な目的も無かったので暇にまかせて訪れる人もめっきり減った近くの絶景ポイントや露天風呂,アンテイークショップなどをのんびり回ってみました。また帰途には白州のサントリー蒸留工場を見学しましたが、ここだけは大変な人出でした。過去に内外のワインやビールの工場を見学した事がありますが、ここはケープタウンのワイン工場(KWV)に匹敵する美しさと広大なスケールでした。
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写真:晩秋の八ケ岳

<国会図書館>
高校時代の友人から先日、突然依頼のメイルを受け取りました。彼は報道関係(テレビ)の仕事に永年従事していたのですが、最近リタイアし現在九州に住んでいます。
彼が懇意にしているカナダ在住の学者から“特攻隊”に関する資料の調査を頼まれたが、九州の図書館には関係する書籍が見当たらないので、東京の図書館を調べて貰えないかと云うものでした。
いろいろ考えた末、国会図書館なら多分見つかるだろうと思い、助手に家内を連れて先日永田町の国会図書館まで出かけてきました。さすが国会図書館だけに大変なスケールで、入場の際の手続きにも面食らってしまいました。ただあちこちに係員が配置されており、彼らが親切丁寧に説明してくれるので大変助かりました(ただ彼らは皆公務員で高い給料を貰っているハズですので、少々複雑な気持ちになりましたが・・・)。
幸にもそれ程に苦労せずに目指していた本を見つける事が出来、友人への宿題を果たす事が出来ました。
特別攻撃隊で殉職した方々は陸海軍合わせて7000名にのぼるのだそうです。その名簿の全ページを丹念に目を通して行ったわけですが、二十歳前後の隊員の無数の名前を見て、若くして国のために死んでいった方々の心境を改めて想った次第です。小泉首相の靖国神社参拝を一部でとやかく云う風潮がありますが、日本国民たるもの皆が戦没者に対して敬意と感謝の念を払わねばならぬと思います。中国や韓国など国外からとやかく言われる筋合いなど全く無いと思いました。

先の日曜日には両親の長寿を祝って子供夫婦4組が横浜プリンスホテルに参集しました。父は今年90歳,母は84歳となります。家族フルメンバーが久しぶりに顔をあわせ、昼食をとりながらしばし歓談しました。
両親とも体力の衰えは隠せませんが、今も大変元気にしており好奇心も旺盛でまだまだ長生きしてくれそうです。
下の写真は先日、慶応大学日吉キャンバス内から東急・日吉駅方向を撮ったものです。
日吉駅は現在地下鉄工事中でごった返しており、完成までにあと数年はかかるとの事です。毎年この時期には銀杏並木が見事に黄葉して、写真のような美しい佇まいを見せてくれます。
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写真:慶応大学銀杏並木(東急・日吉駅方向)

次回は当地の年末の様子をレポートしたいと思います。皆さんも忙中に閑をみつけて年の瀬を楽しんで下さい。
おわり


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TV公開録画を見に行きました

日吉通信(H16年11月15日)
早いもので11月も半ばを過ぎようとしておりますが、その後如何お過ごしでしょうか?
こちら先月の北海道旅行から帰って以降は特別に大きな出来事もありませんが、結構気ぜわしい毎日を過ごしております。今月はじめには愛車トルネオ号を7年目の車検に出しました。ホンダの人が「まだ頑張るのですか?」と云う表情をしておりましたが、とうとう諦めたようです。10万キロ直前で、車検費用は相当かかりましたが車の調子はすこぶる快調であと2年は十分乗れそうです。

<笑点>
テレビの長寿番組にご承知の「新婚さんいらっしゃい」と「笑点」がありますが、我々夫婦も大フアンで、留守をする時にはビデオに録画して出かけているほどです。結婚以来見続けていますので、もう30年以上のキャリア?となります。先日「笑点」の公開録画の案内がありましたので、ダメモトで応募したら運良く招待状が届きました。
場所は後楽園ホールで土曜日正午開演でした。余裕をもって1時間前に行ったのですが、すでに長蛇の列でした。冷たい雨の中を傘をさして建物の入口から100m位の列について待ったのですが、時間と共に列の長さは見る見る数百メートルにも延びて行きました。後で知ったのですが、列の先頭は建物入口からではなく、会場のある5階から階段を伝って延々と続いていたようです。
そんなわけで我々は前列のテレビに映りそうな席は取れませんでしたが、まあまあの場所は確保できました。
それにしても世の中暇な人(我々はその代表例…)が多いものだと感心した次第です。録画は前座も含めて二週間分を一度に撮ってしまいます。始まる前に拍手の練習をしたり結構面白かったです。今後テレビを見る度に今回の事を思い出し、さらに楽しみが増すものと思います。テレビは11月21日と28日に放映されますので、もしかしたら我々が映っているかも知れません。

<ヤフーオークション>
先日の日経にヤフーオークションの取扱高総額が5000億円に到達したとの記事が出ていました。最近は中年やシニアの人の参加が増えているそうです。
きっかけは母が若かりし頃に見たジャンギャバン主演の映画「望郷(ペペルモコ)」をもう一度見てみたいと以前から言っておりましたので、ヤフーオークションを探したところ運良くソフトを見つける事が出来入札したのが始めです。
このソフトはCD(VTRでもDVDでもない)の2枚組みでしたが程度はかなり良い物でした。
さいわい競札者も現れず手に入れることができ、さっそく母に見せてやると大変喜んでくれました。私が生れる以前の映画ですのですでに60年以上過ぎているわけですが、84歳になった今でもストーリーや特にラストシーンを鮮明に覚えており大変懐かしがっておりました。

私もかって中学生だった頃に映画の世界の素晴らしさを知るきっかけになった米映画「旅情(サマータイム)」を心置きなく見たくなり、その後やはりヤフーオークションでそのVTRを手に入れました。これもレンタル落ちのものでなく商品用のソフトで、市価の半額ほどで入手して得した気分になりました。
この映画は近年も何度かテレビで見たことはあるのですが、日本語吹き替えのものは字幕スーパーに比べると原作の雰囲気を壊してしまいます。中学生の頃この映画に痛く感動した理由は単にベニスの美しい風景と甘いスクリーンミュージックにあっただけである事を今更ながら実感しました。
キャサリーンヘップバーン扮するオールドミスの心情や、監督や演出者の意図などはやはりこの年にならないと実際にはわからないと思います。他にもまだ見たい映画は沢山ありますので、今後もこの方法で楽しみたいと思っています。私もアンティーク・カメラや古いドイツ製タイプライターなどを持っていますので、オークションでは入札するだけでなく、将来は出展もしてみたいと考えております。

昨日の日曜日には12月末に山下公園そばの県民ホールで公演される横響の「第九」のチケットを購入しに家内と久しぶりに横浜みなとみらい地区に出かけてきました。街はまだ11月だと云うのにすでにクリスマスモードに入っており、大変にぎわっており驚きました。ランドマークプラザでは大きなクリスマスツリーの点灯セレモニーを見物したりしました。横浜の街は渋谷や新宿のケバケバしさと異なり、ローカル色が感じられ親しみが持てる気がします。
昨日ころより急に寒さが感じられる様になりましたが、師走に入ると一段と冷え込むものと思います。どうか皆さん風邪などひかれませぬように。
おわり

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初めての尾瀬

日吉通信(平成16年7月14日)
暑中お見舞い申し上げます。
関東地方もすでに梅雨明けとか…。本当に蒸し暑い日が続きますが、皆さんお変わりありませんか? こちらお蔭様で家内ともども元気にやっております。先月は伊豆へ一泊旅行に行ってきました。息子が母親孝行で招待してくれたものですが、久しぶりに新鮮な海の幸と温泉を堪能する事が出来ました。
二日がかりで修善寺,天城峠、下田市街,石廊崎,堂ヶ島など半島を一周してきました。下田では黒船やペリーの史跡を訪ねましたが、鉄道も道路も無かった150年前の下田(陸の孤島)でよく開国交渉が行われたものだと感心してしまいました。今月は念願の尾瀬ハイキングに出かけましたが、これは後ほど詳しく報告いたします。

<呉への想い>
5月には呉への里帰りが流れてしまいましたが、そのままと云うわけにもゆきませんでしたので、その後家内だけを数日間呉に行かせ、気になっていたあちこちの挨拶や墓参,見舞いなどを済ませてきて貰いました。
その際に家内が映画「海猿」(東宝)の事を聞き、先日港北ニュータウンの映画館へ見に行ってきました。ご覧になった方もおられるかと思いますが、この映画は呉が舞台になっており、海上保安大学の潜水夫養成の物語です。ストーリーはともかく、呉の街や美しい瀬戸内海の風景また呉製鉄所や呉市営バスなど懐かしいシーンがふんだんに出てきて嬉しくなってしまいました。現在もまだ上映されているようですので、まだの方には是非お勧めいたします。
12日のテレビの全国版ニュースで呉の水道管破裂の様子を伝えていましたが、やはり第二の故郷である呉の出来事には今でもどうしても強い関心を持ってしまいます。やはり多くの懐かしい友人知人や身内がそこに住んでいるからなのでしょう。

<尾瀬旅行>
先の土日月と二泊三日で家内と尾瀬旅行に行ってきました。尾瀬は呉にいる時から是非訪れてみたい憧れの地でしたが、今回その念願を果たすことが出来ました。
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写真:尾瀬の風景
ご承知のように尾瀬は群馬県,福島県,新潟県の県境にまたがる高原の広大な湿地帯(標高1400m前後)で、都心からは夜行バスや列車でアクセスするのが一般的です。ただこれは我々夫婦にとってかなり強行軍な事と、域内の宿(山小屋)では汚水対策として“石鹸禁止”とか“相部屋有り”などかなり窮屈なため、近くの気楽なペンションに二泊する事にしました。すなわち前後の二日間を移動日に、中一日を尾瀬のハイキングに使うと云う時間的には少々贅沢なスケジュールとしました。
我家から関越自動車道を通って沼田インターで一般道へ出て片品村のペンションまで4時間弱の距離です。ラッキーなことにペンションは二日ともお客は我々二人のみでまことに行き届いたサービスをしてもらいました。
日曜日はペンションのオーナーが運転するマイクロバスで鳩待峠まで送って貰い、そこから尾瀬ケ原ハイキングに出発しました。初めての訪問だったので欲張らず、この度は超初心者コースを歩くこととしました。
尾瀬には行かれた方も多いと思いますが、山の鼻小屋から尾瀬ケ原の木道を竜宮小屋経由ヨッピ橋まで足をのばし、引き返すコースです。夏の陽が差したかと思うと時々霧雨まじりのガスがたちこめるなど不安定なお天気でしたが、これぞ尾瀬と云った楽しい雰囲気を満喫する事が出来ました。
何といっても良かったのは、前日の土曜日と違い当日はハイカーの数が遥かに少なかった事です。木道をマイペースでゆっくり歩くことが出来、美しい黄色のニッコウキスゲや可憐な紫のアヤメの群生をあちこちで楽しんできました。
万歩計は3万歩を超えていましたが、宿に戻って近くの新しい大きな温泉施設(花咲の湯)で汗を流し極楽気分を味わいました。今回の訪問で尾瀬の様子が少し掴めましたので、これからは毎年折にふれここを訪れてみたいと思っています。
おわり
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写真:日光きすげ


  
              

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