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美ヶ原高原へ

日吉通信(H21年5月31日)
梅雨入りも目前を想わせる蒸し暑い日が続いておりますが、皆さん如何お過ごしでしょうか? ゴールデンウイークも遠い昔になってしまいましたが、それぞれに有意義に過ごされた事と存じます。 当方は連休に中国・深圳より次男夫婦が帰国しましたので、家内ともども民宿の従業員の様な日々を送りました。 
丁度新型インフルエンザが世界で猛威をふるい始めた時期にぶっつかり影響を心配しましたが、さいわい入出国時のトラブルに巻き込まれる事も無かったようで安堵しました。
政府や地方自治体は今回の出来事を絶好のケーススタディと受け止めて、将来のパンデミックの脅威に備えて欲しいと思います。
昨日は御茶ノ水で大学時代のゼミの総会があり25名が集まりました。同期の仲間も4名が顔を出し旧交を温めました。久し振りに恩師の講話を聞いたのですが、いつの間にか大学時代の昔に戻っている自分を見つけ不思議な気持ちになってしまいました。
また先週は懸案だった父の快気祝いを日吉駅近くのフレンチレストランで行いました。
4人の息子・娘とその配偶者が集まりましたが、当日は丁度父の95歳の誕生日とも重なり皆で両親の健康と長寿を祝福しました。
<美ヶ原高原>
連休の殺人的な大渋滞や人混みの収まった一週間後に、家内と前々から訪れたかった美ヶ原高原へ一泊ドライブ旅行に行ってきました。日曜日の早朝我家を出発、3時間弱で八ヶ岳山麓(甲斐大泉)にある妹夫婦の山荘に到着ししばし歓談しました。ここは子供が小さい頃より何度も訪れており、山荘を足場に山梨県や長野県の自然や名所旧跡をあちこち訪ね歩いてきました。妹夫婦はこの山荘を若い頃(30年位前)に建てたのですが、ここは特に冬場の雪や寒さが厳しく建物を維持するのは大変な様です。ただこれまで長い年月楽しんできたので十分に元はとれたと話しています。
昼前に山荘に別れを告げ、八ケ岳山麓の一般道路を走って美ヶ原高原を目指しました。途中考古学で有名な尖石(とがりいし)遺跡を訪ねました。博物館で見た有名な“縄文のビーナス”と呼ばれる土偶は4000年前の作品とは思えぬほどの繊細な美しさで感動しました。この土偶は年内にパリの美術館へ貸し出す事が決まっているそうです。
Barakura
写真;蓼科高原イングリッシュガーデン“バラクラ”
その後蓼科高原の有名なイングリッシュガーデン“バラクラ”を訪れ、庭園のテラスで遅い昼食をとりました。ここは二度目の訪問でしたが、ガーデニング好きの家内はいつまでも立ち去りたくない様子でした。
その後つづら折のビーナスラインの急勾配を走破し標高2000mの美ヶ原高原まで一気に上りましたが、到着した時には日も傾き一部雪の残った山肌を高原の冷気が通り抜けていました。
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写真;美ヶ原高原山頂よりの眺望
宿泊した山頂のホテル(美ヶ原高原ホテル「山本小屋」)は、もともとは登山者の山小屋として建てられたものだそうですが、自動車道路が開通した後にホテルに改装されたとのことです。
連休中は毎日80名の宿泊客で賑わっていたとの事ですが、当日の宿泊者は我々夫婦の他一人の計3名だけでホテルには申し訳ない様な状態でした。夕食後温泉に入った後でホテルのご主人(3代目とのこと)より一時間近くスライドで美ヶ原の歴史や自然について懇切な説明をしてもらいました。また翌朝は6時過ぎから一時間以上をかけてホテルのマイクロバスで山頂近辺の自然を実地に案内して貰いました。
山頂一帯は一般車の乗り入れは許されておらず、ホテル宿泊者だけの特別待遇で本当に貴重な体験をする事が出来ました。僅か我々二人だけの客のためにも手を抜かぬホテルの主人のホスピタリテイには本当に頭の下がる思いがしました。
当日も良いお天気に恵まれ、360度の視界には八ヶ岳連峰や南・中央・北アルプスの山々、乗鞍岳,御嶽山,槍ヶ岳,立山などの名山、遠くは富士山までも展望する事が出来ました。
美ヶ原一帯は標高が高いため、まだ新緑が始まったばかりの状態で、高山植物のお花畑が楽しめるベストシーズンまでにはまだ一ヶ月以上は待つ必要がある様でした。

Garden
写真;我家の庭(5月)
Garden2
写真:アスチルベとヤマアジサイ
最近家内はしばしば五時起きし涼しい朝の時間に庭の手入れに精を出しています。好きな事とは云えかなりの重労働の様で、私の非協力的な態度にはいつも不満を持っています。
現在我が家の庭は色とりどりの花で溢れ活気づいています。団地内にも狭い土地をセンス良くアレンジして見事なガーデンを作り上げているお宅があちこちにあり、これらを見て回る我々の散歩コースがいくつか出来上がっています。
おわり

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