ディズニーランド詣で
日吉通信(H21年3月28日)
<WBC>
WBCの優勝は日本人を大いに元気づける近来に無い明るいニュースでしたね。
私は24日午後仕事で近くの銀行へ出かける途上、ポケットラジオで日本優勝の瞬間を知りました。銀行のエレベーターの中で乗り合わせた見知らぬおじさん達に優勝決定の話をしたら全員から大歓声があがりました。3階カウンター傍の大型テレビ(画像のみで音声なし)は黒山の人だかりで皆が最高に盛り上がっている真っ只中でした。
WBCと云う国の威信をかけた戦いの中で、日本人の誰もが同胞の活躍に熱くなるのは至極当然の事と思います。それにしても3年前の初回WBCの対韓戦で福留選手が放った起死回生のホームランには溜飲を下げましたが、今回の対韓戦延長10回表、イチロー選手のセンター前の一打にはこみ上げる様な感動を覚えました。
不振に喘いでいたイチローが最後の最後に見せたパフォーマンスには神懸り的なものを感じた次第です。
家内が「最近の日本選手はカッコいい人が多いね」と感想をもらしていましたが、日本チームはユニフォームにしても洗練しており他国とは一味違った都会的センスの垢抜けた存在であったと思います。
“侍ジャパン”のイメージとは“紳士集団”のイメージですが、日本がこれからも世界から一目置かれるためには侍の精神,技術,美学を追求すべきと思います。野球だけに限らず日本人は外国人から見て羨望と畏敬の入り混じる対象となるべく努力せねばなりません。それが日本の将来のあるべき姿ではないでしょうか。
この度の原監督以下29名の選手達の活躍はこの期待に十二分に応えてくれるものでした。北京オリンピックで惨敗した星野監督から「オリンピックでは強いチームが勝つのではなく、たまたま勝ったチームが強いのだ」との負け惜しみを聞かされむしょうに腹が立ちましたが、この度の原監督の采配(多分スタッフ連の意見を率直に取り入れたのでしょう)はブレが無く見事だったと思います。原監督には温室育ちのイメージが強くありましたが、極限とも思われる重圧に耐えて勝ち取った優勝で彼のリーダーシップは万人が認めるところになったと思います。
来月から始まる今年のペナントレースは従来以上に盛り上がることになるでしょう。

写真:みなとみらい 日本丸(横浜開港150周年)
<ディズニーランド>
私には死ぬまでに一度は体験しておきたい(行っておきたい)ものがいくつかあります。昨年春には初めて両国へ大相撲を見に出かけましたが、将来は歌舞伎,能,オペラ等々この目で実際に確かめてみたいと思っています。
心ある人達からは「お前さんはそんな事も知らないのか!」と笑われてしまいそうですが・・・・・でも私のレベルはその程度のものです。
ディズニーランドも実はその一つでした。理由はかくも長きにわたり大勢の人々を引きつけて離さない秘密がどこに隠されているのか?一目見てみたいものと思っておりました。
きっかけは昨年の春、事務所に勤務していた女性が都合で辞める際にディズニーランドのチケットを記念にプレゼントしてくれたことからです。昨年は父の入院などあり出かける時間が持てませんでしたが、先日春休み入りの前を狙い思い切って家内と出かけてみました。本来なら孫と一緒に・・・が理想なのでしょうが、当面その機会は訪れそうも無いため場違いなシニア夫婦二人ずれでのディズニーランド詣でとなりました。

写真:東京ディズニーランド
東京ディズニーランドは現在25周年記念を迎え、この不況下に最高益を挙げるなど米国本家を凌ぐ利益をはじき出しているそうですが、場内の清潔さやセンスの良さ、別世界へ誘う心憎い演出、徹底的に教育,訓練された従業員たちのホスピタリティはさすが世界の一級品だと感じました。また場内におけるビジターのマナーも大変良く、現実の世界に引き戻されそうな不愉快な場面に出くわす事など全くありませんでした。
ただ予想を遥かに超える入場者数で、どこのアトラクションも長蛇の列でごった返しており幼児や高齢者が楽しむにはちょっと難がある様にも思いました。
同じ遊園地でも香港ディズニーランドが今だに人気が出ないのは、中国人のホスピタリティやマナーがまだまだ未熟な事が原因しているためだと何かで読んだ事があります。何事もそうですが、如何にお金を注ぎ込んで立派なハードを揃えてもソフトの方は長年の試行錯誤と経験の積み重ねが必要であり、一朝一夕に本場のレベルに追いつくのは無理な話なのかも知れません。
私にとっては初めてのディズニーランドでしたが、帰る頃にはすっかり童心に還りお伽の世界を目いっぱい楽しんでおりました。
来月1日には在京の同期入社組7名が京橋に集い年一回の同期会を楽しみます。この度は大阪からも一人駆けつけてくれる事になっており賑やかになるでしょう。ただ年々会う度に年相応な容貌,風体になって行く様をお互い確かめ合うのは、厳然たる事実とはいえ少々複雑な心境です。そんなわけで今回は記念写真の撮影はやめておこうかなと思っているところです。
おわり
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