港北ニュータウンのKさん

日吉通信(H21年10月31日)
秋も日々深まってゆく今日この頃ですが、皆さん如何お過ごしでしょうか?
今月は中国広州で勤務していた次男夫婦が5年ぶりに帰国(国内勤務復帰)したり、高校時代の親友夫婦が久しぶりに上京し旧交を暖めたり、港北区ウオーキングに参加したり・・・と慌しく過ぎました。これから年末にかけても色々な予定が目白押しで、今年もアッ云う間に過ぎ去ってしまいそうです。

<横浜開港150年ウオーキング>
21日には港北区主催ウオーキング(第二回)に参加してきました。先月の第一回はまだ夏の暑さが残っており強行軍にバテてしまいましたが、今回は絶好の秋空に恵まれ気持ちよい汗を流す事が出来ました。この度のウオーキングは横浜開港150年を記念して開港当時の歴史を辿り、また市が所有する快速艇で現在の横浜港を海から眺めて見ようと云う趣向でした。
朝9時半に元町中華街駅に集合、準備体操を済ませてから前回同様30名ほどのグループ(2組)に別れて出発しました。歩いたのは元町中華街周辺とみなとみらい地区でしたがあちこちに開港当時の史跡が今も残っている事を知り驚いてしまいました。ジェラールの水屋敷,元町代官屋敷,わが国最古の公園(横浜公園)などなど3時間ほどで30ヵ所を回る駆け足でしたが、新しい発見に疲れも忘れるほどでした。
ウオーキングを終えた後に昼食を済ませ、大桟橋から高速艇に乗り込み1時間ほど港内をクルージングしました。この船は“横浜市海事広報艇「はまどり」”と云い、総トン数299トン,乗客定員96名の豪華快速艇で、こんな立派なものが市の財産にあったのかと感心?してしまいました。総トン数299トン,乗客定員96名と云う中途半端な数字は、呉の海上自衛隊のプールの長さが49.9m(50mでなく)であるのと何か共通なもの(役人の知恵)を感じてしまうのは私がひねくれているせいでしょう。心地よい潮風を肌に感じながらいつもとは違う視点から港の風景を楽しむ事が出来て大満足しました。
リタイア後横浜に住むようになりもう8年目ですが、住めば都と云う様に私も少しずつ横浜に愛着を感ずる様になっています。東京に比べると街のテンポも少しスローで落ち着いており、歴史的背景が醸し出すレトロでハイカラな雰囲気はやはり独特なものがあると思います。
Yokohama_bay
写真;横浜港クルージング(ベイブリッジ)
<港北ニュータウンのKさん>
港北ニュータウンのKさん夫妻との交流は、数年前たまたまWeb 上でKさんのホームページを見つけメイルを出した事から始まりました。当時私は英国旅行を計画中で、Kさんの旅行記の内容について質問(メイル)したのですが、早速に親切な回答を送って戴き恐縮しました。
氏は某有名企業に勤める技術者だったそうですが、早期退職を決断し一足早く第二の人生に入られたユニークな人物です。特にスキーがお好きだそうで、毎年の様に夫婦で海外や国内の有名なスキー場へ出かけ長期滞在しておられます。年齢は私より若いのですが多趣味で各方面に幅広い交流があり親しい友人を沢山お持ちです。私にとってはまさに夢のようなシニアライフを実現させている理想のご夫婦に見えました(とても真似は出来ませんが・・・)。
当初は所謂メルトモとしての表面的なお付き合いでお互い住所も知らぬ間柄でしたが、交流が進むにつれ何と同じ横浜市民である事が分かりびっくりしてしまいました。一昨年奥さんが大病を患い一年近く闘病生活を送られ大変心配したのですが、昨年はじめには無事退院され自宅療養を続けられた結果日々快方に向かわれています。
昨年暮には奥さんの気分転換を兼ね夫婦で我家を訪ねてくださったのですが、大いに会話が弾み楽しいひと時を過ごす事が出来ました。奥さんは想像していた以上にお元気で、若く溌剌としておられとても親しみ易い印象を持ちました。お互い全くの初対面でしたが、旧知の間柄のような錯覚を覚えたほどです。
先日Kさんより連絡があり、自宅でのバーベキューのお誘いを受け家内とKさん宅にお邪魔してきました。お宅は港北ニュータウンにあり、広々とした芝生の庭がある一戸建てです。築20年だそうですが、落ち着いた周りの静かな環境に溶け込んでいました。ペットに茶トラの猫ちゃんがいるのですが、名前をCHARCHAと云いKさんのホームページのタイトルになっています( CHARCHA-HP で検索してみて下さい)。
ご馳走になったバーベキュー(秋刀魚,ニシン,牛肉,ホタテ,エビ,野菜のホイル焼きなどなど)を庭先でほうばったのですが、野趣満点で大変美味しくKさんの料理の腕前には本当に脱帽しました。
次回は是非我家に来て戴き、南アフリカ仕込み?の焼肉(ブライ)を振舞いたいと思っています。
食事後しばし居間で寛いだ後、四人で近くの公園にある小山に登りました。ここからは横浜市周辺が360度展望でき、遠くに富士山や三浦半島,房総半島までも望める絶景ポイントで都会のど真ん中にこんな所があるのかと驚いてしまいました。
Mrmrsk
写真;Kさん夫妻(左)と…自宅近くの公園にて
前にも書いたことがありますが、私の性格はまことに非社交的で、自分から進んで人の輪に加わったり初対面の人と自然に打ち解ける事などは全くの苦手です。現役時代は仕事という強制力が働くので、これが交流のきっかけを作ってくれる場合もありましたが、シニア生活に入ってからはそれも無くなってしまいました。
今も親しく付き合っている友人は、学校や会社時代の仲間、それに海外で知り合った外国の知人など限られています。 Kさん夫妻の様な方との交流は私にとってはまさに例外中の例外で、貴重な財産としで今後大切にしてゆきたいと考えています。
おわり

| | コメント (0)

初秋のウオーキング

日吉通信(H21年9月28日)
今年の夏は親戚に病人が出たため旅行など遠出は控えておりました。先月はかなり重篤な状態に陥り皆大変心配したのですが、今月に入ってから少しずつ快方へ向かい現在は退院目前の段階にまで来て一安心しているところです。生きている喜び、健康である事の大切さを心底より想った二ヶ月間でした。
今月は後半になって何度か出かける機会があり、久しぶりに家内と近場のウオーキングを楽しみました。
来月には中国広州で勤務している次男が妻を連れて帰国します。5年間の長期駐在でしたが無事に帰ってきてくれる様で本当にホッとしています。

<三浦半島ウオーキング>
22日の祭日には大学時代の仲間で今も親しく付き合っている友人夫婦と三浦半島の荒崎海岸方面へウオーキングに出かけてきました。京急線終点の三崎口駅からスタートしたのですが、このあたりは初めての場所なので土地勘のある友人のリードに全面的に頼ってのウオーキングでした。
はじめは曇天で涼しかったのですが、お昼に近づくにつれ日差しが強くなり帰る頃には顔も腕も真っ赤に日焼けしてしまいました。湘南の海は思いのほか美しく澄んでおり、遠く江ノ島を望む海原には沢山のヨットや釣り船が浮かび何とも云えぬ磯の香と合わせ瀬戸内海の懐かしい風景を思い起こしてしまいました。広々とした海を眺めるのは本当に気分の良いものです。
約2時間強のウオーキングでしたが、起伏のあまり無い平坦なコースだったため久しぶりの運動にもかかわらずバテる事もなく気持ちよい汗をかく事が出来ました。最終目的地の荒崎海岸は波に浸食された奇岩怪石が延々と連なっている名所で、大勢の行楽客で賑わっていました。
Miurahanto
写真;三浦半島・荒崎海岸
友人の話ではこの近くの高台に旧帝国海軍最後の大将、井上成美の記念館があるとのことで、何度も地元の人に尋ねながらあちこち周辺を探し回りました。
恥ずかしながら私は井上成美について知りませんでしたが、友人は本を読んで詳しく知っておりその高潔な人柄に心酔している様子でした。そこは小さな民家の中にあり記念館と呼ぶには相応しくないささやかな所でした。
井上成美を知る一部の心ある人たちが今も訪ねて来る場所の様で、一般の人がここを探し当てるのは至難の業と云えるほど辺鄙で寂しいところでした。私もこれを機会に遅ればせながら井上成美について勉強してみようと思っています。

<港北区歴史探訪ウオーキング>
港北区主催の標記ウオーキングのオリエンテーションが7月に開催された事は以前紹介しましたが、26日にその第1回(12月まで毎月一回)が実施されたので家内と参加してきました。集合場所は市営地下鉄ブルーラインの中川駅で、港北ニュータウンの中にあります。参加者は約60名で世話役のスタッフが10名ほどついてくれました。大半はシニアのご婦人方でしたが、男性軍も15名近くはいたと思います。大人数のため2グループに別れての行動となりました。
今回のコースは大山道(江戸時代以降東海道の脇往還として賑わう)を辿る歴史探訪のウオーキングで昼食を含め5時間ほどの道のりでした。殆どが名も無い小さな社寺仏閣や宿場跡、古墳などの遺跡を巡りました。
Kohoku_walking
写真;港北区歴史探訪ウオーキングの風景
私の興味を引いたのはあちこちで見た“庚申塔”で、これは三浦半島のウオーキングでも目にしました。
庚申講とは人間の体内にいる三尸虫という虫が、寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くのを防ぐため、庚申の日に夜通し眠らないで天帝や猿田彦や青面金剛を祀って宴会などをする風習の事だそうで、土着の民間信仰として明治時代ころまで広く各地で行われていたそうです。これは私にとっては初めて知るところで、大変面白い勉強になりました。
当日は晴天で日差しも強かったため参加者にとり5時間のウオーキングはかなり過酷だったのか後半足を引きずっている人たちを多く見かけました。私の万歩計ではカウンターが25000近くになっており、これほど歩いたのは本当に久方ぶりの様に思います。

20日の日曜日には千葉に住む家内の兄夫婦と横浜で数年ぶりに会いました。中華街で食事をしたのですが、これまで経験した事の無い物凄い人出に圧倒されました。呉の亀山神社の秋祭りの人出に匹敵するほどの人混みでした。
本当は横浜開港150年博覧会を見に行きたかったのですが、尋常ならざる人ごみに恐れをなし早々と諦めました。代わりに山手地区の外人墓地や洋館を何軒か訪ねて帰途についたのですが、大都会の連休中の雑踏のすざましさ・・・車も然りですが・・・は忘れない様に肝に銘じておかねばならないと痛感した次第です。
Minatomirai
写真;開港博で賑わう「みなとみらい」
おわり

| | コメント (0)

«遠い8月の思い出